ChatGPTでスライド背景をつくる。文字を置きやすいプロンプト4選
事業計画や新規事業の説明、採用資料などで、タイトルを大きく見せる表紙スライドを使う場面はありますよね。こういうスライドは、最初の一枚で資料の空気をつくります。
でも、背景画像を探し始めると、意外と時間がかかります。
雰囲気は合っていても、文字を置く場所がない。こうなると、表紙には使いにくいんですよね。
なので、今回はAIでつくってしまいましょう。
4つとも、そのままChatGPTに貼れる全文プロンプトです。
生成結果と、PowerPointで文字を置いた表紙スライドの例をセットで載せます。
AIでつくるなら、きれいな画像を出すだけでは足りません。タイトルを置く場所がなければ、スライドにした瞬間に使いにくくなります。
タイトルをあとから載せるなら、先に余白まで考えておきたいですよね。
今回の4つは、文字を置く場所を先に指定しました。
まず見るのは、画像の雰囲気より文字の置き場
今回のプロンプトで共通しているのは、この3つです。
16:9の横長にする
上部約2/3を、明るい文字用余白にする
視覚要素を、下部約1/3に集める
今回の4テーマは、上部に文字を置く型にそろえています。
ここで見たいのは、画像の雰囲気より先に、文字がちゃんと置けるかどうかです。上の余白だけ見ておくと、選ぶときに迷いにくいです。
ChatGPTでつくるのは、文字の入っていない背景画像です。タイトルや会社名は、PowerPointであとから置いてください。
もちろん、画像は毎回まったく同じにはなりません。それでも、文字を置く前提を渡しておくと、あとで文字を入れるときがだいぶラクになります。
▼4つのプロンプト
AI・変革・新しい取り組み:ミニマルな光のオブジェクト
再生・成長・ウェルビーイング:朝の森
挑戦・可能性・未来への展望:白い海と航路
上質さ・長期視点・ブランド感:静謐なミニマル建築
どれにするかは、資料で出したい空気から選べば大丈夫です。
1. AI・変革を見せたいとき|ミニマルな光のオブジェクト
AIや新規事業など、少し未来感はほしい。でも、派手にしすぎたくはない。そんなときに使いやすい背景です。
下部中央のオブジェクトと、上部の静かな面が対比になるので、短いタイトルをすっきり置けます。
生成結果
表紙スライドに置いた例
# 1. AI・変革|ミニマルな光のオブジェクト
## 出力仕様
- 16:9の横長
- 高解像度、ハイエンドなプロダクト写真
- AI、戦略、変革を象徴するミニマルなビジュアル
## 最優先:構図と文字用余白
- 画面上部の約2/3は、白〜ごく淡いライトグレーのなめらかな背景だけで構成した、完全にクリーンな文字用余白にしてください。
- 被写体、光の粒子、影を含むすべての視覚要素は、画面下部の約1/3に限定してください。
## 被写体
- 下部中央に、半透明の白いガラス球、薄いガラスのレイヤー、控えめなシアンの光を組み合わせた抽象オブジェクトを配置してください。
- 複雑な情報を整理し、未来へ進む知性を感じさせる造形にしてください。
- 実写の高級プロダクト撮影として、素材感を精緻に表現してください。
## 光・色・質感
- 柔らかな自然光、ハイキーなスタジオ照明
- 白、ライトグレー、透明感のあるシアン
- 知的、静謐、精密、上質
## 禁止事項
- 文字、ロゴ、透かし、UI画面、数式
- 暗いサイバーパンク、過剰なネオン、宇宙空間
- イラスト、CG感の強い3Dレンダー
2. 再生・ウェルビーイングを伝えたいとき|朝の森
人材や成長の話は、少しやわらかく見せたいときがありますよね。
朝靄の明るい面が残るので、言葉を置いても重くなりにくい一枚です。
生成結果
表紙スライドに置いた例
# 2. 再生・ウェルビーイング|朝の森
## 出力仕様
- 16:9の横長
- 高解像度、フォトリアルな自然風景写真
- 再生、成長、心の余白を表現するビジュアル
## 最優先:構図と文字用余白
- 画面上部の約2/3は、白〜ごく淡いブルーグレーの明るい空と薄い朝靄だけで構成してください。
- 樹木、山並み、草、鳥、光の粒子はすべて画面下部の約1/3に限定してください。
- 上部は文字を配置できる、雲の少ないクリーンな余白にしてください。
## 被写体
- 下部に、若い木々が並ぶ静かな森林の稜線と、細い散策路を配置してください。
- 朝露を含んだ淡い緑と、遠景の柔らかな霧で奥行きを表現してください。
- 人工物は入れず、手入れされた自然の静けさを描いてください。
## 光・色・質感
- 明るい朝の自然光、やわらかな逆光
- 白、淡いブルーグレー、セージグリーン
- 清潔、希望、再生、穏やか
## 禁止事項
- 人物、建物、文字、ロゴ、透かし
- 荒々しい嵐、暗い森、夕景、幻想的すぎる演出
- イラスト、絵画調、過度なファンタジー表現
3. 挑戦・可能性を伝えたいとき|白い海と航路
方針や展望を伝えるなら、言葉は少ないほうがいいときもあります。
低い地平線と小さな船のぶん、空が広く残るので、ひとことで伝えるメッセージスライドにも使いやすい背景です。
生成結果
表紙スライドに置いた例
# 3. 挑戦・可能性|白い海と航路
## 出力仕様
- 16:9の横長
- 高解像度、フォトリアルな海洋写真
- 挑戦、展望、未知への航路を象徴するビジュアル
## 最優先:構図と文字用余白
- 画面上部の約2/3は、白〜ごく淡いライトグレーの広い空と薄い霞による、完全にクリーンな文字用余白にしてください。
- 海面、船、航跡、鳥はすべて画面下部の約1/3に収めてください。
## 被写体
- 下部に、穏やかな淡いブルーの海と、小さな白い調査船またはヨットを一隻だけ配置してください。
- 船は画面下部の端から、奥へ向かう細い白い航跡を残してください。
- 地平線は低く、広い空を主役にしてください。
## 光・色・質感
- 明るい昼間、柔らかな自然光
- 白、ライトグレー、淡いシアン、わずかなネイビーブルー
- 開放感、静かな意志、未来への展望
## 禁止事項
- 人物のアップ、文字、ロゴ、透かし、国旗
- 荒波、嵐、夕焼け、夜景、豪華客船
- イラスト、絵画調、映画的すぎるドラマ演出
4. 上質な未来を見せたいとき|静謐なミニマル建築
会社紹介や中長期の方針は、落ち着きもほしいところです。
白い建築と水面を下部に集めているので、余白を広く使う表紙に向きます。
生成結果
表紙スライドに置いた例
# 4. 上質な未来|静謐なミニマル建築
## 出力仕様
- 16:9の横長
- 高解像度、フォトリアルな建築写真
- 上質な未来、長期視点、静かな自信を表現するビジュアル
## 最優先:構図と文字用余白
- 画面上部の約2/3は、アイボリー〜ごく淡いライトグレーの空と大気の霞だけで構成した、完全にクリーンな文字用余白にしてください。
- 建築物、樹木、水面、影はすべて画面下部の約1/3に限定してください。
## 被写体
- 下部に、白い石材、ガラス、淡い木材で構成された一棟のミニマルな未来建築を配置してください。
- 小さな水盤、整えられた低木、細い歩道を添えてください。
- 都市の密集感ではなく、余白と素材の美しさを主役にしてください。
## 光・色・質感
- 澄んだ昼間の自然光、ハイキーな建築写真
- アイボリー、白、ライトグレー、淡い木の色
- わずかなシアンまたはシャンパンゴールドのアクセント
- 静謐、上質、ミニマル、永続性
## 禁止事項
- 人物、文字、ロゴ、透かし、読める看板
- 夜景、暗い高級感、重厚すぎる建築、観光地の再現
- サイバーパンク、イラスト、CG感の強い3Dレンダー
文字を置く場所からつくる
4つとも、「文字用余白を先に設計する」ために、上に文字を置く余白をプロンプトで指定しています。
いったん整理すると、画像を選んでからタイトルを押し込むより、タイトルを置く場所を先に決めてから背景をつくるほうが、あとがラクです。ここがけっこう大事!
上部の余白が狭く出たら、「上部をもっと空けて」と追加で伝えてみてください。
前回は、AIで作ったスライドをどう直すかを扱いました。今回は、その手前にある背景づくりの話です。背景を作ったあとに全体を整えるときは、AIで作ったスライドを、全部直さない。修正の順番が決まる「直す・残す・捨てる」3つの基準もどうぞ。
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